お寿司や、おそば、天ぷらなど、誰もが知る定番の和食。
そのルーツは「江戸時代」までさかのぼります。
「楽庵」では、お料理はもちろん、当時より大切にされてきた”和の味”を五感で楽しんでいただきたく、日本の四季を通じ描かれた、楽庵オリジナルの江戸文化の絵が店内を彩ります。
「お子様からご年配の方まで、”健康でおいしい和食”を味わいながら、粋な世界・江戸の風物に触れる、和のひと時をどうぞ。
1603年から1868年に渡り、265年間続いたと言われる「江戸時代」。
中でも、”憂き世から浮世へ”と称された元禄文化(1688~1704)は「創造の時代」でした。
「浮世草子」の小説家・井原西鶴や、人形浄瑠璃と歌舞伎の脚本家・近松門左衛門、「奥の細道」の俳人・松尾芭蕉、また日本画では尾形光琳、浮世絵の始祖・菱川師宣など、歴史上の人物も数多く生まれ、日本独自の文化が花開きます。
苦しい現世を肯定した精神のもと、産業や経済を始め、文芸・学問・芸術など著しく発展した元禄文化は、豊かな文化を育み、今に続く伝統を確立しました。
無形文化遺産に登録されている、日本の伝統的な食文化「和食」もまた、江戸食を原点とし、世界で愛される食の一つとして今日に渡り広がっています。